留学生活の中だるみ解消方法の提案

突然ですが、皆さんの留学の目的は何ですか? 帰国後の自分がイメージできますか?

現地でお客様のサポートをしていてよくお見かけするのが、

「留学生活、だんだんとダレてきたので刺激がほしい!」
「このままじゃ帰れません!」
「オーストラリア人と全然話さないまま留学生活を終わりたくない!」というもの。

そんな悩みを持ったお客様もよく学なび ブリスベンオフィスに相談にいらっしゃいます。

味方にも大敵にもなりうる「慣れ」の正体

渡航直後は何もかもが刺激的で、苦労もあり楽しくもありの生活を送ることができますが、数か月たつとほとんどの人が新しい生活に「慣れ」てしまいます。

人は、良くも悪くも、自然と自分の居心地のいい環境「コンフォートゾーンConfort Zone」を築いてしまうのです。

コンフォートゾーンは放っておくと「怠け」に形を変え、せっかくの時間を無駄にする留学生活の大敵になります。

留学をする人のモチベーションはそれぞれかと思いますが、皆、何かしら日本ではできない経験を求めて留学という選択をしているのだと思います。

「新しい環境でできる何らかの成長」を実現するためには、厳しいようですが、留学生活を「居心地のいいもの」にしてはいけないのです。

ここでは先輩方や筆者の実体験をもとに、現地の生活に飛び込むきっかけとなる「中だるみ解消法」をいくつかご紹介します。

1.オーストラリアで自分の特技を発揮する

オーストラリアでも、同じ趣味を持った人たちが集まって一緒に活動をする「サークル」が広く一般的に行われています。

特に、スポーツが盛んなオーストラリアでは、フィットネスに関わるサークルが多くあります

英語ができなくても、もともと自分が得意とする分野や興味があることになると、「英語が完ぺきではない」という劣等感が和らぎ、積極的に現地のオーストラリア人とコミュニケーションをとることができます。まずは肩の力を抜いて、純粋にアクティビティを楽しむことから♪

学なび がサポートしてきた留学生の体験談を少しご紹介します。

VOICE 留学生の声

ワーホリにきて半年、最初は語学学校に通い、現在はタイレストランで働いています。最初の4カ月は語学学校にいたので、たくさん友達ができて楽しかったですが、その後は皆、他の都市に移動したり、帰国したりでバラバラになってしまい、バイトと家を往復するだけの日々となってしまいました。当初から「現地のオーストラリア人の友だちを作りたい」、という目標があったものの、全くオージーと出会うチャンスがなく、行き詰っていたところ、City Council(市役所)がサポートしているActive Parkというイベントのことを知りました。それは、公園で様々なアクティビティに格安で参加できるというものです。

わたしはあまり運動が得意ではないですが、ZUMBAは初心者でも楽しく体を動かすことができると紹介されていたので、思い切って友達2人と参加してみました。

ラテンの音楽に乗って体を動かすのはとても楽しく、いつの間にか、そのイベントに参加することが目的となっていました。1か月続けた頃、私と同じく毎回イベントに参加しているオージーの女の人が挨拶をしてくれるようになり、ZUMBAの前後で話す機会が増えました。そして今では、ZUMBAの後に一緒に朝ごはんを食べる仲になれました。

思い切って何かを始めてみて本当に良かったと思います。

―2016年 ブリスベン KYさん

参考 Brisbane Active Park スケジュール https://www.brisbane.qld.gov.au/active-parks-events

2.各エージェントや学校を利用して効率的に新しい経験を得る

ワーホリや学生ビザで渡航された方々は、「まずはジャパニーズレストランで働こう」というのがセオリーです。お金の違いも瞬時に見分けられない間はまずは「オーストラリアで働くことになれる」ということに重点を置いた方がいいので、英語のプレッシャーが比較的小さいジャパレスはスタートにはもってこいの職場といえます。

しかし、だんだん慣れてきたころ、新たにステップアップして多国籍、またはオーストラリア人経営の場所で働きたいと思っても、働きながらのレジュメ配りは難しく、なかなか次の一歩が出せない…と、そんな悩みもよく聞きます。また、日本人同士で働いていたために、英語の伸びがいまいちで、現地企業にアタックできるほどの英語力がないということもよく聞きます。

こういう時に便利なのが、エージェントや語学学校のプログラムです。

インターンの面接や手配のみを受けているエージェントはもちろん、語学学校も現地のコネを活かして、積極的にインターンシッププログラムを提供しています。

手配料金は、インターンシップの期間や内容にもよりますが700ドル以上が相場のようです。

筆者もワーホリで渡航した時には「エージェントなんて使うものか。自分の手足で勝ち取ってなんぼ」と息巻いていましたが、上記のような状況に陥ってもがき苦しんだ経験があります。

現地のオーストラリア人でも、コネがないとバイトが見つかりにくいといわれる社会で、英語が不自由な留学生が自力でローカルのバイト先を探すことは大変難しいのです。

そんな状況ですから、現地の企業でオフィスワークができたり、ホテルでの仕事ができたり、ということは大変貴重な経験であり、手配料金を支払ってでもプログラムに参加することには大変意義があると思います。

渡航前の方も留学中の方も、現地企業で働いてみたいという方は、是非このインターンプログラムについて検討することをお勧めします。

限られた時間、確実に自分のやりたいことができるように準備できるものはしてしまいましょう!

3.資格取得を目指してみる

オーストラリアでは、TESOLIELTSケンブリッジTOEICの対策コースおよび試験を受けることができます。

渡航前の目標が少しブレてきて何を目指せばわからなくなってきた方は、英語の資格試験を目標に勉強をしたり、学校に再度通ったりしてはいかがでしょうか?

例)

試験名コースの長さ備考
TESOL6-8週間のコースコース修了で資格取得可能
ケンブリッジ英語検定10-12週間のコースで資格取得可能コース修了後の試験に合格したら資格取得可能
TOEIC約5週間のコースが一般的短期集中の対策が可能のため短い
IELTS1週間~コースに参加可能一般的には05のスコアをあげるには12週間のコース就学が必要

このように、比較的短期間で対策から資格取得まで可能なコースが多くあります。

帰国前で留学の成果を形で残したいという方、まだ間に合うかもしれません。

資格取得、という目的があって勉強することのメリットは、集中力が上がることのほかに、同じ目的をもったクラスメートと一緒に学ぶことで通常以上のやる気を持続させることができることにあります。

4.都市を変えてみる

この方法は少々ギャンブルですが、思い切って都市を変えてみるのも方法の一つです。

それぞれの都市で特色や雰囲気、人柄、仕事の種類も変わってきます。
どの都市でどんな出会いが待っているか分かりません。

一度きりのワーホリ・留学生活。行き詰ったまま時間を過ごすよりは新天地に新しい何かを求めてみるのもいいですね!

「計画通りにいかないことも多かったけれど、振り返ってみれば一瞬一瞬を一生懸命頑張って、こんな留学生活になりました!!」、という話はいつ聞いても面白く、そういったお話をされる方の目はキラキラしています。

5.おわりに

貴重な時間とお金を費やして決意する留学。

皆さんの留学生活が前へ前へと進めるようスタッフ一同応援しています。

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